葬儀やお墓のことを考えたときに、仏教の宗派についても考えますよね。

最近は、自分の宗派がわからなかったり、宗派別のお参りの仕方を知らなかったりする方も珍しくありません。また、自分の宗派のお参りの仕方は知っていても、ほかの宗派のお参りの仕方はわからないという方も多くいます。

法要・法事においては、正しいお参りの仕方がわからないときちんとした供養ができません。特に、他家の宗派にあわせてお参りする場合は、宗派別のお参りの仕方を知らないと、相手や周囲の人々に不快な思いをさせてしまう可能性があります。

ここでは、仏壇へのお参りの仕方、焼香の作法、通夜・葬儀・告別式のマナーなどをわかりやすく解説します。

宗派別のお参りの仕方【1】仏壇へお参りするときの正しい作法

仏様やご先祖様、故人を供養するときは、仏壇を用意するだけではいけません。心を込めて、仏壇にお参りすることが理想的な供養となります。

仏壇へのお参りには、正しい作法があり、宗派別にお参りの仕方が異なります。

仏壇へのお参りの仕方は基本的に似ていますが、宗派ごとに多少の違いがあるので注意しましょう。

自分や家族の宗派については知っていても、ほかの宗派については知らないという方もいると思います。他家の仏壇にお参りする機会があったときに、マナー違反をしないためにも、基本的な仏壇へのお参りの仕方を確認しましょう。

ここでは、一般的な仏壇へのお参りの仕方を解説します。

【宗派別のお参りの仕方】仏壇にお参りするときの基本的な手順

仏壇は、宗派によって意味合いや飾り方、お参り方法が異なります。日々の供養のために、また、法要・法事に招かれたときのためにも、仏壇への正しいお参りの仕方を覚えましょう。

基本的な仏壇へのお参りの仕方・手順は、以下のとおりです。

1. 数珠(念珠)を持っていれば手にかけて、ご本尊に一礼します。
2. お供え物があるときは、仏壇の前にお供えします。お供え物の文字が見えるように、お参りする人が見える向きにお供えしましょう。また、他家の仏壇にお供えするときは、そのご家族に一声かけてからお供えしましょう。
3. ろうそくに火をつけて、そのろうそくの火で線香に火をつけます。線香についた火を、左手または右手であおいで消します。
4. 線香を香炉に立てます。線香の本数や立て方は、宗派よってに異なります。
5. 鈴(りん)を鳴らします。鈴の鳴らし方やタイミング、回数は、宗派によって異なります。読経する場合は、読経の前後に鈴を鳴らします。
6. 合掌して拝礼します。合掌拝礼のあと、ろうそくの火を消して、再び一礼します。ろうそくの火を消すときは、手であおぐか、火消し用の仏具を使いましょう。

仏壇にお参りするときのポイント!宗派別の線香の本数と立て方

線香の本数や立て方は、宗派によって異なります。

一般的な線香の本数は1~3本です。

線香の正式な本数は「真言宗・天台宗は3本、日蓮宗は1または3本、曹洞宗・臨済宗・浄土宗は1本」となります。

臨済宗・曹洞宗では、線香を折らないで1本、真ん中に立てます。真言宗・天台宗では、線香を折らないで手前に1本、仏様側に2本、上から見て逆三角形になるように線香を立てます。

日蓮宗では、線香を立てる本数によって立て方が変わります。線香が1本の場合は、線香を折らないで真ん中に1本立てます。線香が3本の場合は、線香を折らないで手前に1本、仏様側に2本立てます。

浄土真宗(本願寺派・大谷派)では、線香を立てません。浄土真宗の場合は、線香1本を香炉のサイズにあわせて適当に折り、火がついている部分を左に向けて横に寝かせます。

仏壇に線香をお供えするときは、各宗派にふさわしい本数と立て方を意識しましょう。仏壇だけでなく、霊園へのお墓参りで線香を立てるときも同様です。

仏壇にお参りするときのポイント!宗派別の鈴の鳴らし方と回数

鈴の鳴らし方や回数も、宗派によって違います。

鈴の正式な鳴らし方、以下のとおりです。

【真言宗】・・・2回
【曹洞宗】・・・2~3回
【浄土宗】・・・読経するときに鈴を鳴らします。
【浄土真宗本願寺派(西本願寺)】・・・最初に2回、途中に1回、最後に3回
【浄土真宗大谷派(東本願寺)】・・・最初に2回、途中に2回、最後に3回

浄土真宗は「勤行(おつとめ)」のときだけ鈴を鳴らし、合掌礼拝時は鈴を鳴らしません。

仏壇の鈴を鳴らすときは、宗派のルールを守りましょう。

【宗派別のお参りの仕方】日々の「おつとめ」とは?1日のお参り方法

仏教には「勤行(ゴンギョウ)」という宗教儀式があります。

勤行は「おつとめ(お勤め)」と呼ばれることもあり、お寺や自宅の仏壇の前(本尊の前)で読誦や礼拝などを行うことを意味します。

一般的に、おつとめは朝、夕の2回行うのが良いとされています。また、朝夕のおつとめとは別に、昼(日中)のお参りもあります。

朝夕のおつとめと、日中の仏壇へのお参りの仕方を確認しましょう。

朝のおつとめの仕方と手順!朝食前にお参りしましょう

起床後、洗顔をして身支度を整えます。朝食前に、仏壇へお参りしましょう。

朝のおつとめの仕方・手順は、以下のとおりです。

1. 一礼、合掌をしたあとに、仏壇の扉を開けます。仏壇のゴミや埃を払います。
2. 仏飯・水(またはお茶)などをお供えして、花の水を入れ替えます。
3. 仏壇の前に正座して、ろうそくに火をつけます。
4. ろうそくの火で、線香に火をつけます。
5. お経、題目、念仏などを唱えます。宗派によっては数珠や鈴を使います。
6. 合掌します。
7. ろうそくの火を消して、朝食のあとにお供え物を下げます。
8. 仏壇に内扉がある場合は、内扉を閉めます。

日中のお参りの仕方と手順!仏壇の掃除もしましょう

昼のお参りの仕方・手順は、以下のとおりです。

1. 仏壇の前に正座して、本尊に一礼します。
2. お供え物があるときは、仏壇にお供えします。
3. ろうそくに火をつけて、ろうそくの火で線香に火をともします。
4. お経や合掌をします。
5. 最後に一礼して、下がります。

夕のおつとめの仕方と手順!就寝前にお参りしましょう

就寝前に、一日の感謝を込めて、仏壇へお参りしましょう。

夕のおつとめの仕方・手順は、以下のとおりです。

1. 仏壇の前に正座して、ろうそくに火をつけます。
2. ろうそくの火で、線香に火をともします。
3. お経、題目、念仏などを唱えます。宗派によっては数珠や鈴を使います。
4. 合掌します。
5. ろうそくの火を消して、お供え物を下げます。
6. 仏壇の扉を閉めます。

おつとめの作法やお参りの仕方は、宗派によって異なります。おつとめの作法などを詳しく知りたい方は、菩提寺に尋ねてみましょう。

【宗派別のお参りの仕方】仏壇へのお供え物は「五供」が基本

仏壇にお供えするものには「香・花・灯燭・浄水・飲食」の5つがあり、これらのお供え物は「五供(ゴクウ)」と呼ばれ、お供え物の基本となっています。

五供のお供え物にはそれぞれ意味があり、仏壇にお参りする上でとても重要になります。五供のお供え物の意味を確認して、日々の供養の参考にしましょう。

五供のお供え物の意味は、次のとおりです。

五供のお供え物1・「香」の意味

仏教では、お参りのときに必ず香をお供えします。

香は香りが部屋の隅々まで行き渡ることから、すべてに平等な仏様の慈悲の心を表しているといわれています。また、香を焚くことで、お参りする人の心身が清められるともいわれています。

仏壇にお供えする香は「線香」、法要・法事のときにお供えする香は「焼香(抹香)」が一般的です。

五供のお供え物2・「花」の意味

花(仏花)は、仏様の慈悲をあらわしています。また、花は厳しい自然の中でも耐え忍んで咲くことから、仏様への、人が修行に耐え忍ぶことの誓いでもあります。

仏壇にお供えする花に、特別な決まりはありませんが、「匂いのきつい花、トゲのある花、毒のある花、派手な色の花、造花」はなるべく避けましょう。

新鮮な花をお供えすることが大切です。

五供のお供え物3・「灯燭」の意味

灯燭(トウショク)とは、ともしび(ろうそく)のことです。

灯燭は、仏様の知恵をあらわしています。また、灯燭にはお参りする人の迷いをなくして、心を安らかにするという役割もあります。

近年は、安全性に配慮した電気のろうそく(灯明)も販売されています。

五供のお供え物4・「浄水」の意味

仏教では、お水やお茶をお供えすることを「浄水(ジョウスイ)」といいます。

浄水は、「仏様のように心を清らかにしたい(心を洗いたい)」という願いを込めてお供えするものだとされています。

ただし、浄土真宗は、浄水をお供えしません。

浄土真宗では「素晴らしい水のある極楽浄土に故人はいる」という考え方によって、浄水はお供えしないものとなっています。

五供のお供え物5・「飲食」の意味

仏様にお供えするご飯を「飲食(オンジキ)」といいます。

一般的に、飲食は「仏飯、御仏飯、香飯、お鉢、お仏供」などと呼ばれます。

飲食には、人の主食(ご飯)をお供えすることで、日々の感謝の気持ちをあらわすという意味があります。また、飲食には、私たちが食べているものをお供えすることで、ご先祖様や仏様とつながれるという役割もあります。

「仏飯器」という仏具に、炊き立てのご飯の一善目を盛って、仏壇にお供えしましょう。

【宗派別のお参りの仕方】仏壇にお参りするときの注意点

仏壇にお参りするときには、注意したいポイントがあります。自宅や実家の仏壇だけでなく、よそのお家の仏壇にお参りする際にも、失礼にならないように、仏壇にお参りするときの注意点を確認しましょう。

仏壇にお参りするときの注意点は、以下のとおりです。

注意点1「服装」/正装と平服は使い分けましょう

法要・法事のときは正装しましょう。ただし、平服でよいという案内がある場合は、平服で問題ありません。

平服は、黒やグレー、濃紺などのダークカラーを選び、派手な色やデニム、Tシャツなどのラフな服装は避けましょう。

注意点2「お供え物」/お供え物の選び方が大切です

自宅の仏壇だけでなく、彼岸・お盆で実家に帰省したり、他家にうかがったりする際にお供え物を用意するときは、慎重にお供え物を選びましょう。

故人の好きだった物、季節の初物の果物、日持ちのよいお菓子などがおすすめです。

お酒類や生もの、日持ちの悪いお菓子は避けましょう。

注意点3「線香」/線香の本数と立て方を意識しましょう

線香の本数や立て方は、宗派によって異なります。他家の仏壇にお参りするときは、自分の宗派やそのお宅の宗派にあわせましょう。

仏壇へのお参りの仕方は、自分の宗派にあわせるか、よその宗派にあわせるか、自分で自由に選ぶことができます。

注意点4「鈴」/鈴はむやみに打たないようにしましょう

鈴の鳴らし方や回数も、宗派によって異なります。鈴はむやみに鳴らさないようにして、自分の宗派やそのお宅の宗派にあわせましょう。

信仰心が深い方は自分の宗派、特に宗派を意識しない方は他人の宗派にあわせることが多いようです。

注意点5「宗派」/宗派が違うときは注意しましょう

「お経・題目・念仏」など、宗派によって唱えるものが異なります。

他家の仏壇にお参りするときは、気をつけましょう。

自分の宗派にあわせるか、そのお宅の宗派にあわせるかによって、仏壇へのお参りの仕方が変わります。

宗派別のお参りの仕方【2】お焼香するときの正しい作法

法要・法事の際に、行われるのが「焼香」です。焼香は、仏前・霊前にお香を焚いて拝むことをいい、仏式(仏教の法式)の1つとされています。

お香には「線香」と「抹香」の2種類があり、線香は棒状のお香、抹香は粉末状のお香となっています。

焼香の作法は、宗派によって異なります。焼香の作法(宗派・方法)はご自身で選べますが、一般的に、僧侶や司会に焼香の作法を案内された場合はそれに従うとよいでしょう。

焼香の作法は宗派によって多少異なりますが、基本的な部分は似ています。

焼香の作法を覚えて、法要・法事があったときに困らないようにしましょう。

ここでは、焼香の種類と作法・手順を解説します。

【宗派別のお参りの仕方】焼香の種類は「立礼・座礼・回し」の3つ!

焼香の種類には、「立礼焼香・座礼焼香・回し焼香」の3つがあります。

【立礼焼香】・・・会場が椅子席の場合に、立って行う焼香
【座礼焼香】・・・会場が畳・座敷の場合に、座って行う焼香
【回し焼香】・・・会場が自宅などの場合に、その場で行う焼香

会場の規模や環境によって、焼香の種類が異なります。また、お香の種類(抹香または線香)によっても、焼香の方法が少し異なります。

どんな状況にも対応できるように「立礼焼香・座礼焼香・回し焼香」の行い方を覚えましょう。

「立礼焼香」の作法と手順・立ち姿勢で行う焼香のポイント

立礼焼香の作法・手順は、以下のとおりです。

1. 順番がきたら焼香台の手前に移動して、僧侶と遺族に一礼したあと、焼香台の前に進みます。
2. 遺影に向かって、合掌または礼拝(一礼)します。
3. 各宗派の作法にしたがって、抹香をつまみ、香炉の中に落とします。
4. 遺影に向かって合掌し、一礼します。
5. 遺影の方を見たまま3歩下がり、遺族(施主)に一礼してから席に戻ります。

「座礼焼香」の作法と手順・座り姿勢で行う焼香のポイント

座礼焼香の作法・手順は、以下のとおりです。

1. 順番がきたら焼香台の手前に移動して、僧侶と遺族に一礼します。
2. 「膝行(シッコウ)」という移動方法で、焼香台の前に進みます。
3. 遺影に向かって、合掌または一礼します。
4. 各宗派の作法にしたがって、抹香をつまみ、香炉の中に落とします。
5. 遺影に向かって合掌し、一礼します。
6. 遺影の方を見たまま「膝退(シッタイ)」という移動方法で下がり、遺族に一礼してから自席に戻ります。

「膝行・膝退」とは、ひざまずいて、膝頭をついて進退することです。

膝行・膝退のやり方は、まず、両手の親指を立てて他の指を軽く握ります。次に、その状態で両腕をやや前方に置いて、腕に力を入れて体を軽く持ち上げます。そして、膝をついたまま前後に移動します。

「回し焼香」の作法と手順・その場で行う焼香のポイント

回し焼香の作法・手順は、以下のとおりです。

1. 順番がきたら、軽く一礼して「おぼん(香炉とお香)」を受けとります。
2. 座敷の場合はおぼんを膝の前に置き、椅子席の場合はおぼんを膝の上に乗せます。
3. 各宗派の作法にしたがって、抹香をつまみ、香炉の中に落とします。
4. 遺影に向かって合掌します。
5. 次の方に、軽く一礼しておぼんを回します。

焼香の方法と回数は宗派で違う!宗派別の焼香方法を要チェック

焼香のやり方と回数は、宗派によって異なります。事前に確認しておきましょう。

宗派別の焼香方法と回数は、以下のとおりです。

【真言宗】・・・抹香を額に押しいただき、3回焼香します。
【天台宗】・・・抹香を額に押しいただき、3回焼香します。
【日蓮宗】・・・抹香を額に押しいただき、1回または3回焼香します。
【曹洞宗】・・・1回目は抹香を額に押しいただき、2回目は額に押しいただかずに焼香します。
【臨済宗】・・・基本的に抹香を額に押しいただくことはしませんが、禁じられてもいません。焼香回数は基本的に1回ですが、2回または3回焼香することもあります。
【浄土宗】・・・抹香を額に押しいただき、1回または3回焼香します。
【浄土真宗本願寺派】・・・抹香を額に押しいただかず、1回焼香します。
【浄土真宗大谷派】・・・抹香を額に押しいただかず、2回焼香します。

お香が線香の場合は、「仏壇へお参りするときの正しい作法」でご紹介した、宗派別の線香の本数と立て方をご参考ください。

宗派別のお参りの仕方【3】通夜、葬儀・告別式の流れと正しい作法

通夜や葬儀・告別式は、参列者として招かれることの多い法事の1つです。通夜や葬儀の流れとマナーを確認して、いざというときに適切な立ち振る舞いができるように準備しておきましょう。

ここでは、通夜、葬儀・告別式の流れと正しいマナーを解説します。

葬儀前に行う儀式「通夜」の流れと正しいマナー・注意点

通夜には、故人が亡くなった当日の夜に身内だけで行う「仮通夜」と、弔問客を招いて行う「本通夜」があります。

本通夜の流れとマナーは、以下のとおりです。

【1. 会場に到着】・・・通夜の開始時間10分前を目安に、早すぎず、遅すぎないタイミングで会場に到着しましょう。遅刻や、早すぎる到着は厳禁です。
【2. 受付・記帳】・・・会場到着後は、受付に向かいます。順番がきたら、お悔やみの挨拶を述べて一礼します。葬儀に参列しない場合は、香典を渡します。
【3. 会場に移動・僧侶入場】・・・通夜の会場に移動して、着席します。一般的に、祭壇の右側が喪主・家族・親族の席、左側が友人・知人・会社関係者の席となります。通夜の開始時刻になると、僧侶が入場します
【4. 読経】・・・僧侶の読経が始まります。
【5. 焼香】・・・焼香は「喪主、家族、親族、一般の弔問者」の順番です。
【6. 僧侶退場・喪主の挨拶・閉式】・・・僧侶退場後、喪主が挨拶をします。
【7. 通夜振る舞い】・・・「通夜振る舞い」とは、通夜のあとに喪家(亡くなった方の家族)側が弔問客を食事やお酒でもてなすことをいいます。「通夜振る舞い」への参加は義務ではありませんが、故人への供養も込めて、招かれたときはなるべく参加しましょう。
【8. 退席・退場】・・・通夜の翌日には、葬儀があります。あまり長居はしないようにして、タイミングをみて退場しましょう。

故人を弔う儀式「葬儀・告別式」の流れと正しいマナー・注意点

葬儀・告別式の流れとマナーは、以下のとおりです。

【1. 会場に到着】・・・遅刻しないように注意しましょう。
【2. 受付・記帳・香典】・・・受付で記帳、香典を渡します。
【3. 開式・僧侶入場】・・・葬儀が始まると僧侶が入場します。
【4. 読経、弔辞・弔電】・・・僧侶の読経が行われます。その後、弔辞・弔電の紹介があります。
【5. 焼香】・・・焼香します。
【6. 喪主の挨拶】・・・喪主の挨拶があります。
【7. 僧侶退場・閉式・出棺】・・・僧侶退場後、司会が閉式を告げて、出棺の準備に移ります。

通夜と葬儀では、故人のご冥福を祈ることがとても大切です。ですが、大人として最低限のマナーを守ることも必要です。

遅刻をしたり、その場にふわさしくない服装できたり、忌み言葉を使ったりしないように気をつけましょう。

宗派別のお参りの仕方は大人のマナー!気持ちを込めて供養しましょう

この記事では、宗派別のお参りの仕方について解説しました。いかがでしたでしょうか?

仏壇や通夜・葬儀には、正しいお参りの仕方があり、宗派によって違いがあります。一番大切なのは気持ちを込めてお参りすることですが、宗派別のお参りの仕方を意識して、大人のマナーを心がけることも重要になります。

仏様やご先祖様、大切な故人をきちんと供養するためにも、宗派別のお参りの仕方を覚えておきましょう。